べらどんな
運・鈍・根
GEN
pp.1744
発行日 2008年10月15日
Published Date 2008/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410102438
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山際勝三郎という偉い先生がいた。医学部を明治21年(1888)に卒業し,ドイツに留学し,ベルリン大学でウィルヒョー(Virchow)に師事する。帰国して病理学の教授になったが,人工的に癌を作る研究に没頭した。
やり方は簡単である。家兎の耳にコールタールを塗るだけであるが,これを毎日のように繰り返した。
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