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連載 今月の話題
光干渉断層計の最近の進歩
Recent advances in Optical Coherence Tomography
石川 浩
1
Hiroshi Ishikawa
1
1タフツ大学医学部眼科学
pp.221-227
発行日 2003年3月15日
Published Date 2003/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410101124
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1992年Puliafito,Schumanらがマサチューセッツ工科大学(MIT)で開発した光干渉断層計(optical coherence tomography:OCT)が眼科臨床に応用されてから10年が経ち,米Carl Zeiss Meditec社(旧Humphrey社)が製品化したOCTもOCT1,OCT2と改良を重ね,2002年春には解像度約2倍,走査速度約5倍に改善されたOCT3が発表された。さらに,OCTテクノロジーは眼科だけではなく,整形外科・内科・産婦人科・泌尿器科など多くの臨床医学の場で応用されるようになってきている。ここではOCT3を中心とした眼科領域での最新トピックスを紹介するとともに,他科でどのように応用されているか,最先端のOCTテクノロジーはどうなっているのかを検討する。
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