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連載 日常みる角膜疾患33
単純ヘルペス性角膜炎(上皮型)
Herpes simplex virus keratitis(epithelial type)
川本 晃司
1
,
近間 泰一郎
1
,
西田 輝夫
1
Koji Kawamoto
1
,
Tai-ichiro Chikama
1
,
Teruo Nishida
1
1山口大学医学部分子感知医科学講座(眼科学)
pp.1954-1956
発行日 2005年12月15日
Published Date 2005/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410100256
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症例
患者:60歳,女性
主訴:左眼視力低下,左眼眼痛
現病歴:約30年前から左眼の角膜炎を繰り返し発症していた。1994年3月,左眼の視力低下と眼痛を自覚したために当科を受診した。実質型角膜ヘルペス,遷延性角膜上皮欠損の診断で加療され,瘢痕治癒した。その後も近医にてステロイド点眼薬を用いて経過観察されていたが,2004年2月に再び左眼の視力低下,眼痛を自覚したために当科を受診した。
既往歴・家族歴:高血圧。糖尿病,関節リウマチの既往はない。
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