臨床研修セミナー 外来診療指針
I.妊婦外来
妊婦健診外来のすすめ方
山本 稔彦
1
,
豊田 長康
1
,
谷口 晴記
1
,
杉山 陽一
1
Toshihiko Yamamoto
1
1三重大学医学部産科婦人科学教室
pp.781-786
発行日 1990年9月10日
Published Date 1990/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904881
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昭和40年に母子保健法が制定されて以来,妊婦の健診率は著しく向上してきているが,最近では周産期医学に関する知識が一般大衆に浸透するに伴い,より安全な妊娠・分娩管理が社会的要求となってきている。
したがって,分娩を取り扱う施設では,その規模の大小を問わず胎児情報の的確な把握を含む一定水準以上の妊婦健診の施行が求められているといえよう。
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