連載 病院めぐり
名鉄病院
堀 悟
pp.1473
発行日 2002年12月10日
Published Date 2002/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904805
- 有料閲覧
- 文献概要
昭和31年に中部地方の私鉄の雄である名古屋鉄道株式会社の健保組合が設立した名鉄病院は,JR名古屋駅に隣接する名鉄新名古屋駅から岐阜方面へ向かって所要時間2分にて次の駅「栄生」(さこう)に降り立つと,病院専用改札口から直接病院内のホールへ連絡されているという交通至便な立地条件にあります.そのせいか診療圏は病院近辺のみならず,広く名鉄沿線に及ぶという特徴のある病院です.病床数は438床,診療科は19科,臨床研修指定病院に指定されています.付属施設として看護専門学校,また名湯で評判の岐阜県下呂温泉に90床の療養型病床の下呂病院をもっています.
平成13年春に新館が3号館として完成し,連絡通路が2号館3階の中央手術室の外側の鉄道線路側に設置されたことにより,まじかに新幹線や在来線,名鉄線の列車が眺めることができ,子供ばかりか鉄道ファンには応えられない景観です.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.