今月の臨床 婦人科医のための乳癌検診
細胞診
3.偽陰性と偽陽性
池永 素子
1
1癌研究所附属病院細胞診断部
pp.464-468
発行日 2001年4月10日
Published Date 2001/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904313
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細胞診の偽陰性(誤陰性,false negative)ならびに偽陽性(誤陽性,false positive)は,ともに臨床にとって治療の遅れや不必要な治療を施行する原因の1つとなり得るので,極力これを防がなければならない.ここではfalse negative,false positiveの原因を,材料の採取法,標本の作製方法,細胞像の診断法などから観てみることとする.
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