今月の臨床 婦人科医のための乳癌検診
疫学と発生
1.乳がんは増えているか?
岩成 治
1
1島根県立中央病院産婦人科
pp.333-338
発行日 2001年4月10日
Published Date 2001/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904291
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はじめに
日本人の主要な死因が感染症から生活習慣関連病へ移行し,特にがんは,1981年以来日本人の死亡原因の第1位となり,国を挙げてさまざまな疾病対策がなされてきた.特に子宮がん・胃がんに関しては,生活習慣の改善や検診により早期発見,早期治療が可能となり,死亡率は減少の一途をたどってきた.
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