連載 病院めぐり
マツダ病院
木岡 寛雅
pp.1239
発行日 2000年10月10日
Published Date 2000/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904167
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マツダ病院は昭和13年に東洋工業株式会社医務室として開設されたのにはじまり,昭和25年に東洋工業株式会社附属病院に昇格,昭和36年,現在地に病院を建設し10科150床の総合病院として診療を開始しました.昭和59年に本社の社名変更にともないマツダ病院と改称し,現在16科300床で運営しています.当初は企業病院としての性格が濃かったのですが,最近では広島市東部の基幹病院として地域医療を推進しています.病院は広島駅より1駅の向洋駅から徒歩1分と交通の便が非常によく,1日外来患者数は1,100名を超え,その約7割は一般患者で占められています.
また,1.5テスラMRI,スパイラルCT,高速回転DSA,可変型ガンマカメラなど高性能最新鋭器を導入し,診断技術の高度化に取り組んでいます.平成11年6月より日帰り手術センターを開設し,現在30名/月のペースで利用され,患者にも喜ばれています.平成10年には,厚生省臨床研修病院に認定され,臨床研修プログラムを作成して積極的に研修医を受け入れています.
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