連載 産婦人科クリニカルテクニック
ワンポイントレッスン—私のノウハウ
腹式単純子宮全摘出術における頸部処理の工夫と基靱帯鉗子
兼元 敏隆
1
1国立札幌病院・北海道がんセンター
pp.982
発行日 1997年9月10日
Published Date 1997/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903037
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本術式の適応と臨床応用の多くは子宮筋腫を対象として計画されていると思われるが,現状では核出か全摘かに二分極化され,腟上部切断術はほとんど行われなくなっている.
手術習練の基礎にあるのは理論をいかに構築し,安全かつ再現性のある型に単純化していくか,指導の要点もそこに絞られるはずである.
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