今月の臨床 産婦人科とウイルス感染
産道感染
1.性器ヘルペス
犬飼 和久
1
,
岩瀬 一弘
1
,
鬼頭 秀行
1
1聖隷浜松病院小児科
pp.260-263
発行日 1996年3月10日
Published Date 1996/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902440
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性器ヘルペスはSTDとして約20年前よりクローズアップされるようになり,患者数も増加の傾向にある.とくに妊娠に合併した場合,分娩時の産道感染を中心とした新生児ヘルペスが大きな問題となっている.ここでは女性の性器ヘルペスを取り上げ,その病型と妊娠に合併した時の管理を中心に述べたい.
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