今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス
治療と予防
エストロゲン療法
20.パッチ療法
井口 登美子
1
1東京女子医科大学産婦人科
pp.1131-1133
発行日 1994年9月10日
Published Date 1994/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901885
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加齢とともに器質的疾患や不定愁訴がふえてくる.腰痛,関節痛についてみると,40歳前半は50.0%にみられて第9位,40歳後半は46.8%で第4位,50歳前半は48%で第6位と40歳を過ぎると,約半数に本症状が認められている.
女性にとって,閉経あるいは両側卵巣摘出にともなってエストロゲンが急速に減少し,骨量が急減することはよく知られている.
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