今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス
診断
骨代謝
15.骨形成のマーカー
山本 智章
1
,
谷澤 龍彦
1
1新潟大学医学部整形外科
pp.1114-1115
発行日 1994年9月10日
Published Date 1994/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901880
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正常な骨は骨芽細胞による骨形成量と破骨細胞による骨吸収量がバランスを保ち骨量が維持されている.
骨粗鬆症ではこのバランスが負の方向にくずれて骨量が減少していくと考えられる.これまで骨の代謝状態の主な評価法として,腸骨生検による組織学的な検討が行われてきたが,近年血液や尿を用いた生化学的アプローチが急速に進歩し,骨代謝性疾患の診断や治療効果の判定に応用されている.
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