今月の臨床 流産
流産の病因
13.子宮筋腫と流産
河上 征治
1
,
澤田 富夫
1
Seiji Kawakami
1
,
Tomio Sawada
1
1藤田保健衛生大学産婦人科
pp.44-46
発行日 1993年1月10日
Published Date 1993/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901146
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子宮筋腫は子宮奇形とともに流産の原因となる代表的な子宮因子と考えられる。しかしながら子宮筋腫がありながら流産徴候の現われることなく経過し正常分娩する例もしばしば経験されることからも,子宮筋腫の流産原因としての意味はその発生部位,大きさ,変性具合,妊娠週数等々の因子との関連を考慮することがたいせつである。
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