今月の臨床 流産
流産の病因
9.クラミジアと早期流産
松田 静治
1
Seiji Matsuda
1
1江東病院産婦人科
pp.32-34
発行日 1993年1月10日
Published Date 1993/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901142
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
長年自然流産は感染による可能性もあると指摘されてきたところであり,感染流産の存在が確かめられているが,近年クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)が妊婦の不顕性子宮頸管炎から絨毛羊膜炎をきたし,流産の誘因になるのではないかという問題が提起されている。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.