今月の臨床 抗癌剤
投与方法
12.腹腔内投与法
鈴木 正明
1
Masaaki suzuki
1
1順天堂大学医学部産婦人科
pp.1196-1197
発行日 1992年10月10日
Published Date 1992/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901033
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腹腔内抗癌剤投与法は腹水貯留例ならびに微小播種病変の緩解を目的とした姑息的療法として行われてきた。しかし,近年,抗癌剤の腹腔内注入の効果がシスプラチン(CDDP)などの新しい抗癌剤の開発と相まって,基礎的,臨床的に確認されるようになってからは主として悪性卵巣腫瘍の術前術後の有力な投与経路として汎用されつつある。
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