今月の臨床 エネルギーデバイス アラカルト―知っておきたい使い方の留意点と技術革新
各種デバイスの原理・有用性と使用上の注意点
シーリングデバイス
松浦 基樹
1
,
玉手 雅人
1
,
齋藤 豪
1
1札幌医科大学医学部産婦人科学講座
キーワード:
シーリングデバイス
,
エネルギーデバイス
,
アドバンスドバイポーラ
Keyword:
シーリングデバイス
,
エネルギーデバイス
,
アドバンスドバイポーラ
pp.1104-1111
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211384
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●シーリングデバイスは直径7mmまでの血管や組織束がシール可能であり,超音波凝固切開装置より太い血管をシールすることができる.
●シーリングデバイスは高周波エネルギーを瞬時に供給して血管のシールを行うため,手術効率が向上するだけではなく,熱の拡散を極力抑えることで周囲の組織への影響を最小限に抑えることができる.
●外科医は各デバイスの原理や有用性・注意点などを習熟したうえで,これらのデバイスを使用するべきである.
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