今月の臨床 ―外来担当医として知っておきたい―婦人科腫瘍の卵巣機能・妊孕性温存療法
子宮体がん編
子宮体がん手術で卵巣温存はどこまで許容されるか
宇佐美 知香
1
1愛媛大学大学院医学系研究科産科婦人科学講座
キーワード:
子宮体がん
,
卵巣温存
,
ホルモン補充療法
Keyword:
子宮体がん
,
卵巣温存
,
ホルモン補充療法
pp.804-809
発行日 2024年9月10日
Published Date 2024/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211330
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●子宮体がん治療により外科的閉経となる症例は少なくない.
●卵巣温存の腫瘍学的な安全性について,外科的閉経によるリスクについて報告されている.
●閉経前の子宮体がん症例については,腫瘍の治療とヘルスケアの両面からのリスク・ベネフィットを考慮した治療選択が必要である.
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