今月の臨床 子宮頸がん撲滅へ向けた戦略―ワクチンと検診の新たなトレンドは?
大規模疫学研究・社会医学研究
YOKOHAMA STUDY
宮城 悦子
1
,
水島 大一
1
,
助川 明子
1
,
鈴木 幸雄
1
1横浜市立大学医学部産婦人科学教室
キーワード:
子宮頸がん予防
,
啓発
,
HPVワクチン
Keyword:
子宮頸がん予防
,
啓発
,
HPVワクチン
pp.532-538
発行日 2024年6月10日
Published Date 2024/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211279
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●日本におけるHPVワクチンの接種勧奨差し控えという異常な状況下で,YOKOHAMA STUDYは国内外の子宮頸がん予防情報を周知するために,社会医学研究を行ってきた.
●医学部学生への定点アンケート調査で,子宮頸がん予防の知識と意識,HPVワクチン接種の動向を明らかにした.
●子宮頸がん予防の啓発で対象者の行動変容を起こすために,年齢層や性別などを加味した多様な戦略が必要であると考えられた.
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