今月の臨床 子宮体がん診療の最前線―最新分類から治療法まで
新たな分類
子宮体癌取扱い規約における分類の再編―新WHO分類を踏まえた今後の方向性
三上 芳喜
1
1熊本大学病院病理診断科
pp.228-232
発行日 2023年3月10日
Published Date 2023/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210886
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●WHO分類第5版に準拠した『子宮体癌取扱い規約 病理編 第5版』が出版された.
●臨床的意義,組織発生,分子遺伝学の観点から子宮体癌の分類が再編成された.
●類内膜癌の分子遺伝学的分類(①POLE-超高頻度変異 POLE-ultramutated,②ミスマッチ修復欠損Mismatch repair-deficient,③p53変異p53-mutant,④非特異的分子プロファイルNon-specific molecular profile)が最適なマネジメントを可能とすることが期待される.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.