今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?
患者に対する安全性
TESEの安全性
千葉 公嗣
1
,
藤澤 正人
1
1神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学分野
pp.1094-1098
発行日 2022年11月10日
Published Date 2022/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210815
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●非閉塞性無精子症にはmicrodissection TESE,閉塞性無精子症にはconventional TESEが行われる.
●術前の診断が正しければ,conventional TESEではほとんどの症例で精子採取が可能で,精巣へのダメージも小さい.
●microdissection TESEでは精子採取できなかった症例のほうが術後疼痛の程度やテストステロン低下のリスクが高くなる.
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