今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する
疼痛を主訴とする場合
子宮内膜症の疼痛に対する薬物療法の選択肢と効果の差
森 泰輔
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科女性生涯医科学
pp.624-629
発行日 2022年7月10日
Published Date 2022/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210734
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●子宮内膜症患者の約90%が月経痛を訴え,病期が進行すると月経時以外にも腰痛,排便痛,性交痛を引き起こす.
●子宮内膜症に関連する疼痛に対しては,NSAIDsなどによる対症療法やOC/LEP製剤,プロゲスチン製剤,GnRHアゴニスト/アンタゴニスト製剤などによるホルモン療法が選択される.
●ホルモン療法をどのように選択すればよいか,その効果の差について概説する.
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