増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために
不妊・不育
精液検査・男性不妊検査を行うにあたっての患者説明
黒田 晋之介
1
,
湯村 寧
2
1横浜市立大学附属市民総合医療センター遺伝子診療科
2横浜市立大学附属市民総合医療センター生殖医療センター
pp.140-144
発行日 2021年4月20日
Published Date 2021/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210325
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必ず説明しておくべきこと
◆精液検査は禁欲期間を2〜7日として検査する.
◆自宅採精を行う場合はなるべく短時間,最長でも2時間以内に持参してもらう.
◆変動の大きな検査であり,一度だけでは正確な評価はできない.
◆染色体・遺伝子検査は生まれもった生涯不変の変化を調べる検査であり,検査することのメリット・デメリットをよく理解して検査すべきである.
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