増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために
不妊・不育
卵管疎通性検査を行うにあたっての患者説明
中林 章
1
1東京女子医科大学産婦人科
pp.136-139
発行日 2021年4月20日
Published Date 2021/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210324
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必ず説明しておくべきこと
◆卵管通過障害がある状態ではタイミング法や人工授精が無効であるため,卵管の通過性検査は重要である.
◆妊娠の可能性がある場合は行わず,月経時を避け,原則月経終了後から排卵前の時期に行う.
◆子宮や卵管にクラミジアなどの感染が存在する際は,炎症の拡大を防ぐため検査前に治療を行う.
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