今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ
保存的治療の限界と注意点
稀少部位子宮内膜症とその管理―頻度,合併症,悪性化と管理法
小寺 千聡
1
,
本田 律生
2
,
片渕 秀隆
1
1熊本大学大学院生命科学研究部産科婦人科学講座
2熊本市民病院産科・婦人科
pp.620-625
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210087
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●稀少部位子宮内膜症は,その稀少性からいまだ診断や治療に関する十分なエビデンスが得られていない.
●子宮内膜症の発生部位により薬物療法と外科療法の有用性が異なるため,他診療科と十分に連携し,時機を逸することのない治療選択が重要である.
●女性のライフステージに配慮し,特徴的な合併症や悪性化に留意した長期管理を行う必要がある.
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