特集 画像!-エキスパート直伝 産婦人科画像診断-
(第2章)生殖内分泌 子宮内膜症、稀少部位子宮内膜症
平田 哲也
1
1同愛記念病院 産婦人科
キーワード:
MRI
,
子宮内膜症
,
超音波診断
,
鼠径部
,
腸疾患
,
瘢痕
,
臍
,
膀胱疾患
,
卵巣腫瘍
,
卵巣嚢胞
,
腹壁
,
Douglas窩閉塞
,
子宮内膜嚢胞
Keyword:
Urinary Bladder Diseases
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Ultrasonography
,
Groin
,
Cicatrix
,
Intestinal Diseases
,
Ovarian Cysts
,
Ovarian Neoplasms
,
Endometriosis
,
Umbilicus
,
Abdominal Wall
pp.202-209
発行日 2021年3月25日
Published Date 2021/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021180189
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Point!>・卵巣子宮内膜症の経過をみていくうえで、画像所見をもとに悪性転化の有無を早期にみつけることは重要である。また、妊娠中の子宮内膜症病変の脱落膜化と悪性疾患の鑑別は困難なことがある。・稀少部位子宮内膜症については、発生した部位に特異的な症状や月経に伴う症状など問診が重要であり、部位の特定やホルモン療法などの治療効果の評価のためにも画像診断は重要である。・稀少部位子宮内膜症にもまれながら悪性転化する症例もみられるため、適宜、造影検査などを追加する必要がある。
Copyright© 2021 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.