今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ
ライフステージに応じた患者への対応
妊産婦が子宮内膜症をもつ場合に留意すべき産科合併症とは?
田中 博明
1
,
田中 佳世
1
,
池田 智明
1
1三重大学医学部産科婦人科
pp.584-588
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210082
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●子宮内膜症は,前置胎盤,産褥出血,早産,前置胎盤,帝王切開,small for gestational age,妊娠高血圧症候群などの産科合併症の危険因子である可能性がある.
●子宮内膜症は妊娠中に,腹腔内出血,消化管穿孔,uroperitoneum,子宮内膜症性卵巣囊胞破裂を稀であるが合併することがある.
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