増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
婦人科編
Ⅲ.更年期・老年期
不眠
西尾 永司
1
1藤田医科大学産婦人科
pp.152-155
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209992
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処方のポイント
◆不眠障害は睡眠衛生指導が基本で,睡眠薬は補助的に使用する.
◆ただし,睡眠薬を使用して実際に眠れたという体験は重要で,これにより過覚醒状態が改善し,不眠への過剰な不安がなくなることがある.
◆睡眠薬を服用して安定した睡眠が得られたら,睡眠薬は漸減中止して生活指導を主体とした治療になる.
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