今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する
ここが知りたい最新の治療戦略《再発治療》
プラチナ抵抗性再発に対して推奨されるレジメンは?
境 秀樹
1
,
松本 光史
1
1兵庫県立がんセンター腫瘍内科
pp.401-407
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209947
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●プラチナ製剤抵抗性再発では,既治療薬との交差耐性や既治療薬の毒性を考慮して単剤療法を行う.
●化学療法単独に対して,化学療法にベバシズマブを併用することの有効性が示されている.
●プラチナ製剤抵抗性2レジメン目まで延命効果が認められている.
●QOLが低下した状態や,途中中止が懸念される状態では緩和治療に専念したほうがよい可能性が高い.
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