今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する
変貌する卵巣がん治療
佐藤 豊実
1
1筑波大学医学医療系産科婦人科学
pp.310-315
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209935
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●LION試験の結果,一部の患者ではprimary debulking surgery時に後腹膜リンパ節郭清を行わないことが勧められるかもしれない.
●卵巣がんに使用できる分子標的薬が続々と登場し,シスプラチン,タキサン登場時のようなブレークスルーが起きている.
●新しい分子標的薬が登場し,その組み合わせは多彩であり,加えてパネル検査による個別化も進めば腫瘍内科医とのコラボレーションが必要となる可能性がある.
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