今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤
Part2 : 注目の最新技術
【周産期】
胎児生体電気信号心拍数モニタリングシステムを用いた胎児不整脈診断
川瀧 元良
1
,
杉林 里佳
2
,
木村 芳孝
3
1神奈川県立こども医療センター新生児科
2国立成育医療研究センター胎児診療科
3東北大学産婦人科
pp.1188-1198
発行日 2019年12月10日
Published Date 2019/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209869
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●心房心室収縮の回数やタイミングの情報しか得られない胎児エコーに比し,胎児心電図ではQRS波形が得られる.
●胎児心電図では長時間の連続記録が可能である.
●機器が安価であり,特別な検査室を必要としないことから,臨床応用するうえで有利な特徴を備えている.
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