今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策
緊急対処法
―外科的治療の工夫―子宮圧迫縫合糸の開発と子宮全摘の工夫
原 武也
1
,
松崎 慎哉
1
,
木村 正
1
1大阪大学産科学婦人科学教室
pp.861-867
発行日 2019年9月10日
Published Date 2019/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209807
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●産後出血ハイリスク症例に関しては,術前からの評価や準備が重要である.
●2モノディオックス®付き超鈍針を用いたvertical compression sutureは前置胎盤の術中出血の止血に有効である.
●6 clamps+modified Aldridge法が適応可能であれば,短時間かつ安全に産褥子宮全摘出術が行える.
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