今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて
それぞれの場面での使い方
不定愁訴と漢方薬
武田 卓
1
1近畿大学東洋医学研究所
pp.780-785
発行日 2019年8月10日
Published Date 2019/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209790
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●西洋医学では認識されていない「冷え症」に対して,漢方治療ではさまざまな薬剤が使用可能である.
●漢方薬には,下剤作用のある薬剤は多数あり,単なる下剤作用だけでなくプラスアルファの効果が期待できるものが多い.
●排尿障害に対しては,老化現象全般を改善する薬剤である「補腎剤(ほじんざい)」が使用される.
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