今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで
アンチエイジングの戦略
運動
佐々木 浩
1
1大阪医科大学産婦人科
pp.1190-1197
発行日 2018年12月10日
Published Date 2018/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209548
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●運動は非常に簡便な介入方法であり,循環器疾患,代謝・内分泌疾患,認知症,骨粗鬆症などさまざまな疾患の予防・改善効果がある.
●有酸素運動は活動のエネルギーを有酸素代謝で賄う運動であり,抗炎症作用,インスリン抵抗性の改善に効果がある.
●レジスタンストレーニングを行うときは,蛋白質・アミノ酸補給を行うとより効果的である.
●健康の維持・増進に必要な身体活動・運動量として,3METs以上の身体活動を週23METs/時以上行うことが推奨されている.
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