増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!
【疾患編5】性感染症
梅毒
宮内 彰人
1
1日本赤十字社医療センター産婦人科
pp.376-379
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209370
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
外来管理のポイント
❖日本では2011年ごろから患者数が急増し,男女間の性交渉による感染が,特に若い女性で増えている.
❖診断は梅毒血清反応(STSとTPHA)または病原体の検出により行う.
❖治療はペニシリン内服を第一選択とし,第1期は2〜4週間,第2期では4〜8週間,第3期以降では8〜12週間投与し,STSで治癒判定する.
❖梅毒の診断が確定した場合,診断した医師は感染症法に基づき,届け出を行う.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.