今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで
最新の副作用対策
婦人科悪性腫瘍化学療法時の制吐剤使用
此松 晶子
1
,
勝俣 範之
2
1日本医科大学武蔵小杉病院薬剤部
2日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科
pp.908-912
発行日 2017年10月10日
Published Date 2017/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209168
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●制吐剤はレジメンの催吐リスクに応じて選択する.初回はガイドラインに準拠する.
●コントロール不良時は1段階上位の制吐療法を行うか,作用時間の長い第2世代の5HT3受容体拮抗薬や,その他作用機序が異なる薬剤を検討する.オランザピンは慎重に使用する.
●中等度以上の催吐リスクレジメンでday 2以降のデキサメタゾンを省略できる可能性がある.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.