今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点
CQ008-2(改訂)
Rh(D)陰性妊婦の取り扱いは?
新垣 達也
1
,
関沢 明彦
1
1昭和大学医学部産婦人科学講座
pp.721-725
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209129
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●抗Rh(D)抗体の陰性の確認を,妊娠初期,妊娠28週および分娩後に行う.
●抗Rh(D)抗体陽性の場合,児に溶血性貧血の既往がなく,かつ抗体価が高値でなければ,妊娠後半期は4週ごとに抗Rh(D)抗体価を測定する.
●抗Rh(D)抗体価が高値の場合,または児に溶血性貧血の既往がある場合,妊娠後半期に1〜2週ごとの超音波検査で胎児水腫および胎児貧血について評価する.
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