連載 教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール
卵巣がんの術後診断で治療したがその後に大腸がんと判明した症例
幅田 周太朗
1
,
横山 和典
2
,
藤岡 保範
3
1日鋼記念病院産婦人科
2日鋼記念病院消化器内科
3日鋼記念病院病理診断科
pp.764-769
発行日 2016年8月10日
Published Date 2016/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208842
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症例
▶患者
61歳,2経妊2経産.
▶主訴
左下腹部痛,発熱.
▶既往歴
特記すべきことなし.
▶家族歴
特記すべきことなし.
▶現病歴
下腹部痛と発熱を主訴に他院を受診し,超音波検査で骨盤内腫瘤を認めたため,卵巣腫瘍疑いで当院を紹介され受診となった.当院受診時は下腹部痛,発熱とも改善していた.
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