先進医療—日常診療へのアドバイス 特集
生殖医学の進歩
排卵予知の進歩
宮川 勇生
1
,
森 憲正
1
Isao Miyakawa
1
,
Norimasa Mori
1
1宮崎医科大学産科婦人科学教室
pp.211-213
発行日 1986年3月10日
Published Date 1986/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207350
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排卵を予知することは,体外受精をはじめとする不妊症の治療,また,避妊を目的とした家族計画にとって極めて重要である。殊に前者では,できるだけ正確に排卵の時刻を予知し,成熟卵を採卵することが操作過程の第一歩であり,その成功を左右する。
排卵日や排卵時刻の予知法として,①ホルモン測定による方法,②超音波断層法による卵胞形態の変化を観察する方法,③頸管粘液などの臨床症状による方法,などが挙げられる。
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