臨床医のプライマリ・ケア 女性のバイオロジー
喫煙とアルコール
鈴木 雅洲
1
,
星 和彦
1
Masakuni Suzuki
1
,
Kazuhiko Hoshi
1
1東北大学医学部産科学婦人科学教室
pp.209-213
発行日 1982年3月10日
Published Date 1982/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206584
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最近のわが国の社会的・経済的生活水準の向上はめざましく,嗜好品の消費量も増加している。元来,男性がたしなむことの多かったこれら嗜好品も時代の変遷とともに男女の格差はなくなりつつある。
生活に潤いをもたらすはずのこれら嗜好品も,消費量の増大に伴い,その副作用ともいうべき健康への影響が問題視されるようになっている。なかでも,タバコとアルコールがその消費される量と有害作用からとりあげられることが多い。
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