実地臨床手技のエッセンス 症状よりみた検査法の選択
不定愁訴
不定愁訴への提言(その1)
九嶋 勝司
1
Katsuji Kushima
1
1秋田大学
pp.950-951
発行日 1979年12月10日
Published Date 1979/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206156
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1.定義
不定愁訴についての理解はいまだ一様ではなく,そのため諸家の議論がしばしば食いちがいを見せている。筆者は「自覚症状のみで,他覚所見がないか,あっても愁訴と結びつかない場合を不定愁訴という」と定義することを提唱してきた。
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