原著
小児期から思春期にかけてのpositive feedback機構
石丸 忠之
1
,
今村 定臣
1
,
今道 節夫
1
,
三浦 清巒
1
,
山辺 徹
1
,
三浦 佳由子
2
Tadayuki Ishimaru
1
,
Kayuko Miura
2
1長崎大学医学部産科婦人科学教室
2国立長崎療養所
pp.541-544
発行日 1977年6月10日
Published Date 1977/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205641
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小児期から思春期にかけての下垂体機能の発達については,これまで多数の報告がみられる1〜5)。しかしながら,estrogenを介する下垂体のgonadotropin放出機構についての報告はきわめて少ない6〜8)。
今回私どもは健康女児と重度精薄女児(重薄児と略)にestrogenを投与し,estrogenのLH放出機構(positive feedback機構)について若干の検討を加えてみたので報告する。
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