特集 産婦人科内分泌異常症候群
Ⅱ.臓器別にみた症候群
B.視床下部下垂体性異常に関するもの
Lorain-Levi症候群
福西 秀信
1
1神戸大学医学部産科婦人科学教室
pp.906-907
発行日 1976年11月10日
Published Date 1976/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205511
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定義
下垂体機能異常に基づく侏儒(pituitary dwar—fism)と性器が小児様で未発育(sexual infantilism)を示すものをいう。Lorainが1871年このような症例を報告し,Levi (1908)はinfantilismを示す症例の中のトルコ鞍の拡大・変形したものを記載したことからこの名がある。
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