症例
Proliferating Brenner Tumor
半藤 保
1
,
小幡 憲郎
1
,
竹内 正七
1
,
大原 康
2
Tamotsu Hando
1
,
Yasushi Ohara
2
1新潟大学産科婦人科学教室
2村上病院産婦人科
pp.747-749
発行日 1976年9月10日
Published Date 1976/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205479
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Brenner Tumorとして今日知られている卵巣充実性腫瘍は,記録上1898年McNaughton-Jonesがadeno—fibroma ovariiの名称で報告したことにはじまっている。
1907年Brennerは本症の3例を詳細に記載し,oophoroma folliculareの名称を用いた。しかし1932年,R.Meyerは本腫瘍の詳細な形態学と組織発生に関する理論を発表し,先人の名誉をたたえてBrenner Tumorと命名した。
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