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特集 産婦人科手術のポイント
VI.手術手技--産科
頭蓋切開術
Craniotomy
福島 穣
1
1名古屋保健衛生大
pp.1028-1029
発行日 1975年12月10日
Published Date 1975/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205325
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産科管理が飛躍的に改善され,とりわけ帝王切開術の手法がほとんど完成の域に達した現在では胎児の容積を縮小し産道から牽引娩出させる破壊的手術(destructive operations)の実施頻度は激減した。難産に直面する医師は弧立無援のまま悪戦苦闘すべきではなく麻酔をはじめ各種救急応援体制を常時整備しておく必要がある。まして正常と推定される生存胎児に対し,このように残酷で危険な手段を性急に誤用することはもはや許されない。従来破壊的手術の適応とされた各項目も今や次のように再整理される。
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