特集 症状からつかむ私の治療指針
婦人科
不正子宮出血
蜂屋 祥一
1
,
楠原 浩二
1
1東京慈恵医大産婦人科
pp.897-899
発行日 1973年11月10日
Published Date 1973/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204908
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不正子宮出血のうちでも,若年性,ならびに更年期におけるそれについては分担執筆者がそれぞれ記述されるので,ここでは成熟婦人における不正子宮出血に的をしぼつて述べていきたいと思う。
出血の原因は大別して,①機能性出血(ホルモンによる消退性,または破綻性出血)②器質的疾患によるものの2グループに分けることができる。以下,それぞれについて症状を中心として述べていく。
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