特集 感染症の今日的問題
感染症の外来治療のすすめ方
高瀬 善次郎
1
Zenjiro Takase
1
1川崎医科大学産婦人科学教室
pp.673-679
発行日 1972年8月10日
Published Date 1972/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204654
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はじめに
婦人科感染症を外来において治療する場合には,疾患名,およびその進行度合によつておのずから外来治療の疾患は限定されてくる。
たとえば卵巣炎,卵管炎などの疾患であれば外来における治療は可能であるが,これらの病状が進行して卵巣膿瘍,卵管溜膿腫になつたものでは,入院治療を行なわなければならない。
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