特集 産婦人科麻酔の問題点
産婦人科開業医における吸入麻酔および局所麻酔の実際
大川 昭二
1
,
木村 隆
2
Shoji Ohkawa
1
,
Takashi Kimura
2
1大川病院
2東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室
pp.247-252
発行日 1971年3月10日
Published Date 1971/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204371
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はじめに
産婦人科開業医における吸入麻酔および局所麻酔というテーマは,かなり広範囲なものと考えられ,産科麻酔学全般について述べなければならないことにもなるので,日常産婦人科開業医がよく遭遇する産婦人科領域の婦人科手術,分娩の麻酔(無痛分娩),人工妊娠中絶,および分娩後大量出血時の子宮摘出術の麻酔,子宮外妊娠の麻酔などをとりあげ,適当と思われる麻酔法について述べ,術後管理の問題に触れて本項の責に応じたいと思う。
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