カラーグラフ 子宮体癌の診断
子宮体癌 Endometrial Carcinoma の診断
栗原 操寿
1
1慶応義塾大学医学部産婦人科学教室
pp.562-563
発行日 1970年7月10日
Published Date 1970/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204233
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1.病態について
子宮体癌は子宮体内膜のどこにでも発生するが,なかでも子宮底に対面する体内膜,つまり子宮腔の一番奥に好発し,内子宮口に近接する体内膜での発生は極めてすくない。
結節状またはポリープ状に限局する腫瘤をつくるか,体内膜の全面をビマン性に侵す。
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