薬の臨床
月経困難症に対するCG-201複合剤の使用経験
久保 博
1
,
渡辺 茂
1
Hiroshi Kubo
1
1国立東京第二病院婦人科
pp.613-614
発行日 1968年7月10日
Published Date 1968/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203915
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はじめに
月経時にいろいろの症状がおこることがある。その主なものは,下腹痛,腰痛,悪心および嘔吐であり,これら自覚的症状を愁訴としているものを月経困難症といつている。
これには機能性月経困難症と器質性月経困難症に大別されるが,原因は多種多様である。機能性のうちて予宮発育不全による子宮筋緊張説,あるいは体質説,卵巣による内泌失調説,仙骨神経炎などの神経炎説などがある。
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