特集 産婦人科の救急処置
ショックの救急処置
長内 国臣
1,2
Kuniomi Osanai
1,2
1横浜警友病院産婦人科
2慶応義塾大学医学部
pp.961-964
発行日 1967年12月10日
Published Date 1967/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203807
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
産婦人科のショックは1)〜5),全分娩の2〜3%に起こるまれなものであるが,その処置は迅速に行なわねばならない。またショックの展開は出血性ショック,産科ショック,麻酔ショックのいずれにしても循環系と呼吸系との障害によるものであるから,輸注療法と酸素吸入とが処置の主体となる。
Copyright © 1967, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.